機械式時計の注意点

特に気をつけなければ行けないこと

機械式時計の注意点としてはまず第一に磁気を帯びたものの近くに置かないということです。パソコンやスマホなどの身近な電子機器でも、磁気を帯びているものは少なくありませんので、それらには出来る限り近づけないことが大切です。現在では耐磁性があり時期に強い製品も少なくありませんが、そうでない機械式時計の場合には、磁気に近付けてしまうことはご法度です。

カレンダー機能が付いている時計の場合には、カレンダーの日付を変更するのは20時~4時以外の時間帯に行なうようにしましょう。カレンダー付きの機械式時計はこの時間帯に日付変更に入るものが多く、無理して調節しようとした場合には歯車がおかしくなったり、狂ってしまうこともあるからです。

衝撃と水分にも注意する

機械式時計は非常に繊細な製品ですので、耐衝撃性などはありません。このためスポーツをするときや何か強い衝撃が腕にかかるような場面には必ず外すことが大切です。万が一衝撃を受けてしまったときには、必ず点検をするようにして少しでも挙動がおかしい場合にはメーカーや販売店などに行って見てもらうことにしましょう。

防水機能が付いている時計の場合には多少の水がかかるシーンにも使うことはできますが、どの程度の防水なのかはその製品によって異なりますので、どの程度の防水性があるのかを必ず確認してそれらの定められた範囲以内で使用することにしましょう。防水機能は万能というわけではなく、機械式時計は熱に弱いですからお風呂などに入る際には必ず外すというのが正しい使い方です。